9月14日、2026年IAAトランスポーテーションがドイツ・ハノーバーで開幕した。世界最大かつ最も影響力のある商用車イベントとして、BYDは1.5MW充電技術を搭載した新型電気トラクターETT44を初公開し、ETH28スワップボディ&フックリフト、ターミナルトラクターEYT2.0、小型商用車E-VALI、小型トラックT35(欧州仕様)など全ラインナップを展示。垂直統合の強みと中核的な新エネルギー技術により、3.5トンから44トンまでの全トン数をカバーし、都市配送・建設・長距離物流など多様なシーンに対応、欧州の商用車ゼロカーボン転換を全方位で支援する。

1.5MW充電を搭載、電気トラクターETT44が圧倒的なデビュー
欧州市場向けに開発されたBYDのフラッグシップ大型電気トラクターとして、ETT44は高性能・メガワット急速充電・高安全・人間中心設計を一体化し、長距離幹線輸送に最適化されている。車両重量は11.12トンで、8in1電子制御と一体型電動ドライブアクスルを搭載し、フラットワイヤー双モーターのピーク出力は750kW(1000馬力)に達する。CTCバッテリー・シャシー一体技術により、同クラス比で500kg多く積載可能。商用車専用ブレードバッテリーは434kWhと651kWhの2種類を用意し、最大航続距離は600km。

充電面では、ETT44は1.5MWの大出力充電に対応し、20%から80%までわずか20分で充電可能。欧州標準のCCS2充電システムとも互換性があり、大型トラック電動化の充電課題を効果的に解決する。
安全面では、欧州新車アセスメントプログラム(Euro NCAP)で5つ星を獲得。EU域外で初めてこの認証を通過した大型トラックであり、世界初の電気トラクターとしての認証でもある。Euro NCAPは世界で最も厳格な第三者自動車安全評価プログラムで、この認証はBYDの高品質・高安全基準へのこだわりを示している。

3.5トン〜44トンをカバー、BYDが新エネルギーエコシステムの総合ソリューションを提供
出展全車種はBYD独自開発の中核技術と全産業チェーン垂直統合に基づいており、多様な商用輸送ニーズに対応する。EYT2.0ターミナルトラクターはドイツ・オランダ・フランスなど各国の港湾やハブで商業運航を開始し、安定した信頼性で市場の評価を獲得。T35小型トラック(欧州)とE-VALI小型商用車は都市配送・ラストマイル物流に最適化されている。

ETH28プラットフォームのスワップボディ車とフックリフト車は、地域物流・工事・環境衛生など多様なニーズに対応し、急速充電と高出力の利点で高頻度の商用運用に適している。
BYD執行副総裁のステラ・リー氏は「乗用車のフラッシュ充電技術を商用車分野に段階的に導入し、より短い充電時間で各車両の効率を大幅に向上させます。同時に、バッテリーと太陽光発電からエネルギー貯蔵・充電インフラ・車両管理まで、欧州のお客様にワンストップのエネルギーエコシステムソリューションを提供します」と述べた。

新発売の電気トラクターETT44について、BYDグループ副総裁で第15事業部・商用車事業部総経理の羅忠良氏は「この車両は欧州の中長距離幹線物流の新エネルギー転換課題を解決するために開発されました。ゼロカーボン幹線物流ソリューションと組み合わせ、純電動製品で燃油トラックを代替し、高エネルギー消費・高炭素排出といった業界の課題を解決します。商用急速充電エコシステムの構築により、電動トラックの充電効率課題を根本的に解決します」と補足した。
トラック電動化の課題を打破し、車・充電器・電力網の全リンクエコシステムを構築するBYDは、今後も多くの輸送パートナーと連携し、ワンストップの新エネルギーエコシステムソリューションで欧州交通産業のゼロカーボン転換を支援し、中国のスマート製造で世界の商用車を高効率・低炭素の新たな未来へと導く。
